Twitterでアメリカの政治を解説しているアメリカ政治さんは17日、君主制について疑問に感じていることをツイートした。
「大体、君主制などは今時変な帽子をつけているのをジョークのネタにするくらいしか意味のない制度なのになぜこんなにファンがいるのでしょうか？」と呟き、その後も一部下品な言葉を使うほど英語で揶揄し続けた。
案の定、皇室を重んじるネトウヨが批判している模様。
アメリカ政治さん、天皇や国王を揶揄
大体、君主制などは今時変な帽子をつけているのをジョークのネタにするくらいしか意味のない制度なのになぜこんなにファンがいるのでしょうか？ pic.twitter.com/cCcYIFInQq
— アメリカ政治 (@America_seiji) March 16, 2021
｢君主制は変な帽子をジョークのネタにするくらい意味のない制度｣
天皇陛下、タイのワチラロンコン国王、イギリスのエリザベス女王の写真を並べて儀式で着用する冠を揶揄するなど、自称リベラルの鏡と言っても過言ではないアメリカ政治さん。他国の伝統文化をごく自然に否定するツイートに、アメリカ政治さんの知性と品格が伺える。
多様性の象徴とも言えるアメリカでは、王族が登場する作品がゴロゴロ存在するディズニーが有名だ。憧れが強いのだろうか、確かに建国240年ちょっとの偉大な歴史を誇る国では有り得ない光景ではある。
「自分が理解できない伝統文化」を否定するアメリカ政治さんの多様性に震えが止まらない。その後も英語で君主制を揶揄するツイートを連発した。ここでもアメリカ政治さんの知性と品格が披露されている(一部過激な表現あり)↓
魚拓①
魚拓②
魚拓③
先述のツイートはネトウヨの目にも止まり、多くの反論が寄せられている。近年、天皇陛下などを侮辱するツイートはすぐさまネトウヨに捕まり、反発を受ける可能性が高いようだ。皇室を重んじるネトウヨなど、左翼にとって目障りな存在である。
カウンターの意味で「大体、アメリカ大統領就任式などは今時『聖書』とかいう変な本に手を置いて宣誓するのをジョークのネタにするくらいしか意味のない制度」などと言うネトウヨは左翼失格。そんなことを言われたら反論できないだろう。「自分の好きな伝統あるいは反撃が怖くて揶揄できない文化だけを認め、それ以外は侮辱してもOK」、これこそ左翼にとって真の多様性だ。
話は戻り、先述のツイートに続いてアメリカ政治さんにはぜひ皇室や王族だけでなく他の宗教についてもご見解を伺いたいものだ。例えばイスラム教やユダヤ教などについて、件のツイートと同じくらい知性と品格に溢れた意見に期待している。
