日本が世界に誇る最高の左派系クオリティペーパー・朝日新聞が9日に投稿した社説で、韓国中央地裁が下した日本政府を相手取る慰安婦訴訟について、「歴史の加害側である日本んも一因がある」と主張した。
特に安倍晋三前首相の対応を批判し、日韓両政府の外交力や原告である元慰安婦との対話を求めている。
（社説）慰安婦判決 合意を礎に解決模索を
ソウルの地方裁判所が昨日、元慰安婦らによる訴えに対し、日本政府に賠償を命じた。
日本政府は、この訴訟そのものに応じてこなかった。国家には他国の裁判権がおよばない、とする国際法上の「主権免除」の原則があるからだ。
だが、判決は慰安婦問題を「計画的、組織的に行われた犯罪行為」と認定し、主権免除は適用されないと判断した。
（中略）
歴史の加害側である日本でも、当時の安倍首相が謙虚な態度を見せないことなどが韓国側を硬化させる一因となった。今回の訴訟は合意の翌年に起こされた。合意の意義を原告らに丁寧に説明していれば訴訟が避けられたかもしれない。
徴用工問題をめぐる１８年の判決と、それに続く日本の事実上の報復措置により、互いの隣国感情は悪化している。今回の判決はさらに加速させる恐れがあり、憂慮にたえない。最悪の事態を避けるためにも韓国政府はまず、慰安婦合意を冷静に評価し直し、今回の訴訟の原告でもある元慰安婦らとの対話を進めるべきだ。日本側も韓国側を無用に刺激しない配慮をする必要がある。
それでも接点が見つからねば国際司法裁判所への提訴も視野に入れざるをえないが、現状は日韓が和解のための最大の努力を尽くしたとは言いがたい。日韓両政府の外交力が問われている。
引用：https://www.asahi.com/articles/DA3S14757182.html?iref=comtop_Opinion_04
朝日新聞、慰安婦訴訟でも安定の安倍批判
>歴史の加害側である日本でも、当時の安倍首相が謙虚な態度を見せないことなどが韓国側を硬化させる一因となった。
大変朝日新聞らしい社説ですなあ(白目)https://t.co/TU3FjeNiQh
— ボスニア・ヘルツェゴビナ🎗 (@bosnia72) January 9, 2021
安定の安倍批判と外交努力、さすが日本のクオリティペーパーである朝日新聞は角度が素晴らしい。「国際法上の主権免除原則」を覆すという判決を下した偉大なる最先端国家の韓国への批判より、日本政府の対応を批判している。
最終的かつ不可逆的に完全解決された問題だが、蒸し返している韓国側を「刺激しないように」と、韓国を擁護する姿勢は朝日新聞しぐさとして満点だ。誤報や捏造記事で慰安婦問題を作り上げ、日本を貶めてきた朝日新聞の矜持が伺える。
朝日新聞は昨年、419億円の赤字が発表されるなど、少々元気がない印象だった。メディア事業が赤字続きで不動産会社と間違われるくらい、斜陽産業として没落していくクオリティペーパー。しかし、まだ誇りは消えてなかった。
社説で安定の「アベのせいだ」を発揮してくれた朝日新聞は、まだまだ独自の観点で切り込む鋭い角度を備えている。中立生を排除したと言われても仕方ないほど鋭利な角度の入った論評は、安倍ロスだった左翼の心に潤いを与えてくれる良質な社説だ。
長年、日本の国益を損なってきた記事を発信し続けてきた朝日新聞のプライドは今も輝いている。朝日新聞が言う「和解のための最大の努力」とは一体何なのか、ぜひ解決に向けた最善策を提示していただきたい。
