立憲民主党の安住淳国対委員長が28日のNHK番組に出演した際、長時間労働が問題視されている官僚の勤務時間削減について「官僚の過重労働は国会議員の質問通告が遅いからというのは陳腐な話だ。官僚をあまり美化してはいけない」と異論を唱えたことが話題となっている。
この「陳腐な話」発言を取り上げる形で脳科学者の茂木健一郎氏は自身のYouTubeチャンネルで「安住淳です。」と動画を投稿、安住淳氏に”成り切って”釈明している。
立民・安住氏、質問通告遅れによる官僚過重労働は「陳腐な話」
立憲民主党の安住淳国対委員長は28日のNHK番組で、長時間労働が問題視されている官僚の勤務時間削減のためにも国会議員は省庁への質問通告の締め切りを守るべきだとする考えに異論を唱えた。「(官僚の)過重労働は国会議員の質問(通告)が遅いからというのは陳腐な話だ。官僚をあまり美化してはいけない」と語った。
安住氏は理由について「議員のほうが行政府をチェックする手段が少ない。実際に出してくる(公)文書だって黒く塗っているやつばかりだ。透明性をもった開示をすれば、議論も進む」と述べ、政府は野党に対し、より協力的な姿勢に改めるべきだと主張した。
引用:https://www.sankei.com/politics/news/210328/plt2103280017-n1.html
【官僚過重労働は陳腐な話】立憲民主党・安住淳「あまり官僚をあまり美化しゃいけません。霞が関が過重労働は国会議員の質問(通告)が遅いからというのは、陳腐な話だ」
これが野党第一党の国対委員長の発言、酷い話だ。 pic.twitter.com/0EDBN4fuXZ— Mi2 (@mi2_yes) March 29, 2021
茂木健一郎氏、安住淳国対委員長の発言を動画でイジり倒す
安住淳です。質問通告遅れによる官僚過重労働は「陳腐な話」ですよね
立憲民主党の国対委員長をやらせていただいています。なんか与党に口うるさいことを言う人というキャラだと思いますが、ほんとうの私を知ってください!#もぎけんのデイリーショー #コメディ #お笑いhttps://t.co/yZQu1WTsi5
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) March 28, 2021
《参考》安住淳です。質問通告遅れによる官僚過重労働は「陳腐な話」ですよね
茂木氏「週刊文春の記者に質問文を書かせる」
「#もぎけんのデイリーショー #コメディ #お笑い」とのタグを付けた茂木氏の動画では、安住淳氏の経歴などが紹介されている。
「僕はねぇ、野田内閣では財務大臣をやったことあるんですよぉ」
「早稲田大学社会科学部の雄弁会で〜」
「親父は町長だったしぃ〜」
辿々しくも安住淳氏に成り切ろうとする茂木氏のセンス、まだネタ路線に慣れていない仕草が何とも言えない。
そして本題の「国会の質問が遅れる理由」について語った。
「通告が遅れる理由、皆さん分かってますか?分かっていらっしゃらないでしょうねぇ」
「簡単な話なんですよ、週刊文春の発売日が木曜日なんでね」
「ゲラが出回るのが水曜日じゃないですか、水曜日まで(質問を)作れないんですよねぇ」「週刊文春がどんなネタを出してくるかわからない、出してきたネタを見ながら我々は質問文を書いているわけですから」
と、週刊文春のネタで追求している立憲民主党の姿勢を茂木氏なりに代弁している。茂木健一郎氏よ、この部分はなかなか面白いじゃなかった非常に姑息な説明だ。週刊誌ネタによる政権批判で目を輝かせる立憲民主党を揶揄するなど言語道断。
しかも、その後に続いて茂木氏は「通告遅れ」の改善策として「週刊文春の記者に質問文を書かせる」と提案した。まるで立憲民主党が質問通告すら健全に行おうとしない無能で国会軽視の野党みたいな言い草の茂木氏は立憲ペートナー失格だ。
再生時間8分5秒の動画だが、立憲民主党や安住淳氏をイジる内容が痛快じゃなかった不愉快だったため視聴時間は8分4秒までが限界だった。なにが「ほんとうの私を知ってください!」だ。やるならもっと成り切れじゃなかった2度とこんなことするべきではない。
動画の最後に「難しいわw 安住さんすいません、これもコメディなんで許してくださいw」と笑いながらネタ動画であることを説明するネトウヨ脳科学者・茂木健一郎氏は左翼失格。ネタの姿勢を最後まで貫き通せじゃなかった土下座して謝罪すべき。
