松任谷由実さんに対する批判をFacebookに投稿した京都精華大学講師の白井聡氏が3日、Twitterで謝罪した。
白井氏がFacebookにあげた投稿は物議を醸し、賛否が分かれている。
予想外に炎上した“偉大な知性”を持つ白井氏、謝罪に追い込まれる学者は深い反省の意を示した。
白井聡氏「深く反省をしております」と謝罪 ユーミンのツイートで炎上の件
松任谷由実氏に、心からお詫びを申し上げます。また、不快な思いをされた多くの皆さまにもお詫びいたします。
白井聡— 白井 聡/Shirai Satoshi(新刊『武器としての「資本論」出しました!) (@shirai_satoshi) September 3, 2020
歌手の松任谷由実さんに対し「醜態をさらすより、早く○んだほうがいい」と投稿した白井聡氏。これには多くの国民が食いついた。
安倍総理を少しでも擁護すれば、反安倍界隈から以下のような批判が来るという実例を作ったのが白井聡氏である。白井氏の切れ味鋭い呟きは、あまりにも破壊力が高い。
朝日新聞の論座はこんな人に記事をかかせてるのか・・・。
さすがに「安倍総理を支持しただけで『死んだら』といっちゃう精華大学の教授様」ってやばすぎないか。 pic.twitter.com/tTF9M9Br6i
— もへもへ (@gerogeroR) August 31, 2020
当初は「偉大な詩人には偉大な知性を期待したくなってしまう。要するに私は、ひどくがっかりしたのです」と釈明していた白井氏だったが、一夜明けて深い反省の意を表している。
白井聡氏を謝罪に追い込む日本国民
安倍政権を憎む反アベ界隈にとって、安倍を擁護する人間は等しく憎い。それは今に始まったことではなく、7年以上ずっとそうだった。
左翼界隈のツイートを見れば、白井氏もしくはそれ以上に辛辣なコメントが多く見られる。それが反アベ左翼の実態なので、今さら白井氏を槍玉に挙げるのはいかがなものかと。
以下のように、白井氏を擁護して称賛する声もある。
白井聡という無名の学者が芸能人にヘイトして、これだけ大騒ぎになる理由は1つだけです。
白井氏の論座の記事があまりに鋭く本質的で、安倍支持者が怒り狂った結果です。
— Dr.ナイフ (@knife900) September 2, 2020
Dr.ナイフ氏の仰る通り、無名の学者が芸能人を批判してこれほど大事になるのは異常だ。左翼はこれまでも安倍を擁護する人間に容赦無く暴言を吐いてきた。なぜ今ごろ大騒ぎになるのか理解不能だ。
例えば安倍退陣デモを見れば分かる通り、「安倍辞めろ」と怒号で連呼する反アベ左翼にとっては、白井聡氏の論評はズバリ「言いたいことを言ってくれた」という思いだろう。一般層から見ると多少キツい言い方かもしれないが、左翼の真髄とはそういうものだ。
白井氏自らシェアした記事のツイートを見ると、1万以上のいいねがついている。それだけ彼に賛同する人間が存在するということだ。
これから何回かにわたって、安倍政権の総括を書きます。まずは第一弾。何日間か無料で読めるそうですから、お早めにどうぞ。
【1】安倍政権の7年余りとは、日本史上の汚点である – 白井聡|論座 – 朝日新聞社の言論サイト https://t.co/r3JWSIX6yb
— 白井 聡/Shirai Satoshi(新刊『武器としての「資本論」出しました!) (@shirai_satoshi) August 30, 2020
しかし、それ以上に批判の声が多かったのは、どうやら日本の右傾化や保守層の増加は相当進んでいるのかもしれない。
普通の感覚からすると「ヤバい人」という印象を持つかもしれないが、左翼にとっては代弁者とも言える存在だ。白井氏の発言は”安倍の逃げ道”を塞ぐ心強さが備わっている。
無名の学者を謝罪に追い込む日本国民の恐ろしさたるや。日本の右傾化は深刻だ。
今回の一件で反安倍界隈が萎縮しないことを願う。まだまだ言いたいことがあるはずだ。安倍晋三や支持者に対する辛辣な批判は続けるべきである。