政治

立民・枝野代表、野党合同ヒアリング批判に反論「政府が資料を提出すれば回数は減る」

新・立憲民主党の枝野幸男代表は28日、NHKの番組で野党合同ヒアリングの批判に対し「政府側が資料を出さないので何度も繰り返さざるを得ない」と反論した。

野党による官僚への聞き取り調査で、一部の議員が高圧な態度でパワハラ的だとネット上では批判が起きている。

立憲民主党・枝野幸男代表、野党合同ヒアリング批判に反論

 立憲民主党の枝野幸男代表は28日夜のNHK番組で、府省庁担当者らへのヒアリングが職員の負担になっているとの与党の指摘に反論した。「政府側が資料を出さず(質問に)答えないので、何度も繰り返さざるを得ない。必要な資料を提出してもらえれば回数は大幅に減る」と述べた。
 同時に「役人ではなく、閣僚ら政治家に出てきてもらうことを望んでいる」と強調した。
引用:https://www.sankei.com/politics/news/201028/plt2010280040-n1.html

枝野幸男代表は野党合同ヒアリングの「回数」に言及しているが、ネットで批判にされているのは議員の「態度」だ。説明している官僚に対し、一部の議員が高圧的な態度で詰めていく姿が映されている。

森友学園問題でも決済文書の改竄は、野党の追求に対応するため作業量を減らす目的で財務省が改竄を命令したと音声データで判明している。その頃から、野党議員による官僚への厳しい追求は霞が関で有名だったのかもしれない。

政府が資料を出すか出さないか、その怒りが丁寧に説明している官僚に向けられているのであれば、野党はさすがとしか言いようがない。ヒアリングの回数が多すぎるのも、一部の議員による恫喝質問も、全ては政府が悪い。

官僚への吊し上げを減らしてほしければ、政府が資料を提出すればいい。結果的にパワハラ質問が発生してしまうのも、全てはスガが悪い。

野党合同ヒアリングは多くの野党支持者が注目している。引き続き官僚を吊し上げれば、「最強の野党」を目指す立憲民主党の支持率も安定するだろう。

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