立憲民主党の枝野幸男代表は4日、国会内での仕事始めで挨拶し、菅政権の新型コロナウイルス対策を批判した。
枝野代表は「日本の政治が機能をしていないことにより、多くの皆さんが大きな苦労を、人によっては命を失っている状況にある」と主張している。
仕事始めで「緊張感と危機感をもって今年1年頑張っていきたい」と枝野代表
立憲民主党は4日、令和3(2021)年の仕事始めにあたり、仕事始め式を開催。枝野幸男代表があいさつを行いました。仕事始め式に先立ち、昨年急逝された羽田雄一郎参院幹事長に出席者全員で黙祷を捧げました。
枝野代表は、「日本の政治が機能をしていないことにより、多くの皆さんが大きな苦労を、人によっては命を失っている状況にある」とこの1年を振り返り、「私たちの役割は、いよいよ大きい」「いまこの国の多くの国民の皆さんの命と暮らしを守り、社会を変えていくためには、一人ひとりの奮闘が欠かせない。重い役割を担っていることを、仕事始めにあたり共有をしたい」と述べました。
引用:https://cdp-japan.jp/news/20210104_0479
立憲民主党・枝野幸男代表「日本の社会を救う」
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないと言われている中、確かに日本の政治が機能していない印象は否めない。
国会でも「桜を見る会」の前夜祭に関する追求を強めていた立憲民主党。新型コロナ対策より、学術会議や桜で一気に盛り上がる議員が立憲民主党には多い。

昨年の2月でも「時間が余ればコロナやります」といった名言が出たり、11月はじめの予算委員会では野党質問の4割が「学術会議」だった。年末の振り返り動画でも序盤にコロナは取り上げたが、あとは森友・桜・学術会議といった安定のテーマばかりだ。
序盤に政権批判を強め、徐々に議論の時間が無くなってから国難とも言える大きなテーマに着手する。こういった後出しジャンケンとも言われる立憲民主党の手法は、まさに左翼として一流のやり方だろう。
長年政権批判をほぼ専門的に担当してきた野党なだけに、この見事な手法は世界中の政治家が学ぶべきポイントだ。政治の機能を低下させるためにも、ぜひ左翼の手法を見習っていただきたい。
立憲民主党の偉大なる知性を尊敬する。次期衆院選では、きっと国民が驚くような結果を出してくれるはずだ。