時事

日刊ゲンダイの記者さん「原発処理水のタンク7割が基準値以上」に発狂→読解力に批判集まる?

日刊ゲンダイ記者のTwitterアカウント(中の人は不明)は14日、経済産業省が13日に発表した「ALPS処理水の定義を変更」についてツイートした。

「現在、タンクに貯蔵されている水の約7割には、トリチウム以外にも規制基準値以上の放射性物質が残っています」という記述部分だけを取り上げ、「何これ!ほとんどダメなん?」と驚いている。

ところが、発表を読んでちゃんと理解した界隈から批判が殺到しているようだ。

日刊ゲンダイ ニュース記者「何これ!ほとんどダメなん?」

東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の定義を変更しました
2.ALPS処理水の定義の変更
 過去に発生した浄化装置の不具合や、汚染水が周辺地域に与える影響を急ぎ低減させるための処理量を優先した浄化処理等が原因で、現在、タンクに貯蔵されている水の約7割には、トリチウム以外にも規制基準値以上の放射性物質が残っています。
 4月13日に決定した基本方針において、ALPS処理水の処分の際には、2次処理や希釈によって、トリチウムを含む放射性物質に関する規制基準を大幅に下回ることを確認し、安全性を確保することとしていますが、上記の経緯から、規制基準値を超える放射性物質を含む水、あるいは汚染水を環境中に放出するとの誤解が一部にあります。
 そうした誤解に基づく風評被害を防止するため、今後は、「トリチウム以外の核種について、環境放出の際の規制基準を満たす水」のみを「ALPS処理水」と呼称することとします。
引用:経済産業省HP

環境放出の際の規制基準を満たす水

これまで「ALPS処理水」の定義には「①タンクにおいて貯蔵する際の基準」と「②環境へ処分する際の基準」という2つの基準が設けられていた。「②環境へ処分する際の基準」をクリアするためには2次処理(再浄化)が必要になってくるが、時間を要するため取り急ぎ「①タンクにおいて貯蔵する際の基準」に則ってタンクによる保管が実施されてきた。

現在は処理水タンクの約7割に、トリチウム以外の放射性物質が規制基準値以上を含まれている。基準値以上の水が海洋放出されるわけではなく、「②環境へ処分する際の基準」ために2次処理や希釈を実施。規制基準を大幅に下回ることで安全性を確保してから海洋放出されるのだ。海洋放出は他の原発保有国も行っており、IAEA(国際原子力機関)も認めている処分方法である。

処理水の基準値問題は、2018年にマスコミが「基準値以上の処理水が8割超」と報じたことから話題になった件であり、昨年10月の報道では二次処理によって基準値未満に達することが判明している。

経済産業省が新たに発表した定義として、今後は「トリチウム以外の核種について、環境放出の際の規制基準を満たす水」のみ「ALPS処理水」となる。「世界基準に合致した科学的アプローチ」によって、上記の定義に基づいた「ALPS処理水」は安全に海洋放出されるようだ。

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あらゆる分野をひっくるめて取材・執筆するのが「ニュース記者」

「あらゆる分野をひっくるめて取材・執筆するのがニュース記者」を自称する日刊ゲンダイのニュース記者さんがどれほど取材してきたのかは不明だが、自らツイートにリンクを貼っておきながら「タンクの7割が基準値以上」に至った経緯や「2次処理や希釈」が実施されることで基準値以下になることを知らなかったのだろうか?

いや、きっと日刊ゲンダイのニュース記者さんは我々を試したのかもしれない。改めて2018年に話題となった報道や、保存と処分という2つの基準が存在すること。そして再浄化でトリチウム以外の放射性物質を基準値以下まで達成することが可能なこと。いかに国民が理解しているのかテストした可能性はある。

もしくは、放射脳な反原発左翼と同じように「科学」を否定して不安を扇動しているのか。だとすれば、日刊ゲンダイのニュース記者さんも「放射脳な反原発左翼の素質」があるかもしれない。反原発左翼は「科学」に負けず福島県の風評被害に貢献している。「放射脳」は「科学」に屈しない。

今後の「あらゆる分野をひっくるめて取材・執筆する」姿勢に注目していこう。

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