政治

菅首相「コロナ対応の遅れ全くない」 立憲民主党「納得する国民がいますか?」→納得した人は非国民?

菅義偉首相の施政方針演説などに対する各党代表質問が20日に開かれ、立憲民主党の枝野幸男代表はコロナ対応について「根拠なき楽観論で対応が遅れたと言わざるを得ない」と批判した。

これに菅総理は「根拠なき楽観論で対応が遅れたとは考えていない」と反論、専門家の意見を伺いながら判断してきた対応を強調している。

しかし、立憲民主党のTwitter公式アカウント「これに納得する国民がいますか?」と反応した。

首相「コロナ対応の遅れ全くない」 枝野氏「根拠なき楽観論」指摘に 衆院代表質問

 菅義偉首相の施政方針演説など政府4演説に対する各党代表質問が20日、衆院本会議で始まった。首相は新型コロナウイルス感染症への政府の対応について「根拠なき楽観論に立って対応が遅れたとは考えていない」と述べた。立憲民主党の枝野幸男代表への答弁。枝野氏は、首相が「GoToキャンペーン」にこだわって対応が遅れたと指摘し、「都合の悪い情報を無視、過小評価することを『正常性バイアス』という。根拠なき楽観論で対応が遅れたと言わざるを得ない」と質問していた。
引用:https://mainichi.jp/articles/20210120/k00/00m/010/210000c


魚拓①

立憲民主党「納得する国民がいますか?」→納得した人は非国民?

菅政権のコロナ対応について、感染対策や経済対策の両面で賛否は分かれている。世界的な感染拡大の中で、他国に比べれば日本の感染状況は優秀との見方が強い。

一方で、医療体制の逼迫状況はなかなか改善されず、患者の受け入れ困難や経営悪化など現場から悲痛な声は連日報道されている。第3次補正予算で組んだ新型コロナウイルス感染症緊急包括⽀援交付⾦などが効果的だったのか、後の検証は不可欠だ。

そこで先日行われた菅首相の施政方針演説などに、野党第一党の立憲民主党から枝野幸男代表が新型コロナの対応を指摘した。菅総理は反論したが、立憲民主党としては納得していない。

Twitterの公式アカウント”中の人”「これに納得する国民がいますか?」と批判している。確かに、各紙の世論調査でもコロナ対応について「評価しない」と回答する声は多い。対応に遅れが無かったのか、コロナ感染による死亡者数やコロナの影響による倒産企業数など、結果が物語るだろう。

それにしても「納得する国民はいますか?」と言い切ってしまう立憲民主党の”中の人”は素晴らしい。時事通信の世論調査でも「評価する」と答えた人が18.5%いたのだが、まさかこの方々は「非国民」ということになるのだろうか?

もちろん、”中の人”は決してそんな風に思っていないと信じているが、誇り高き左翼や自称リベラルが時折本性を覗かせる選民思想には感動を覚える。”中の人”の強気ツイートには、その片鱗が伺えた。

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ただ、「立憲民主党を支持する国民はいますか?」と言われるのは看過できない。自民党へはセーフだが、特定野党はアウトだ。支持率一桁台の特定野党を卑下する人間は、左翼としても自称リベラルとしても失格である。

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