東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)が例の発言で波紋が広がっていることを受け、辞意を伝えたと11日に関係者が明らかにした。
森氏は女性蔑視と受け取られた発言を撤回して謝罪したが、国内外の反発や批判が収まらないことから責任を取る形となった。
後任は選手村村長を務める川淵三郎氏(84)で調整しているとのこと。
森喜朗会長が関係者に辞意伝達 後任は川淵三郎氏で調整
東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)=元首相=が11日、女性蔑視発言をめぐり辞任の意向を固めたことがわかった。複数の関係者に同日、辞意を伝えた。後任は、日本サッカー協会や日本バスケットボール協会の会長を歴任し、東京五輪では選手村村長を務める川淵三郎氏(84)で調整している。
引用:https://www.asahi.com/articles/ASP2C3QKGP26UTIL01L.html
【速報】森会長が辞任の意向伝える 後任は川淵三郎氏で調整
「性差別=辞任」の前例か

森会長の「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」発言が女性蔑視と受け取られ、「いかなる差別も認めない」というオリンピック憲章に反するということで野党を中心に辞任の声が高まっていた。
後任の調整にも入っているということで、12日には正式に辞任を表明することだろう。これは素晴らしい前例である。性差別に繋がる発言をすれば、その人物は役職を辞めさせることができるのだ。
野党やマスコミが大いに騒いだことで「性差別=辞任」の前例が作られた。女性蔑視だろうが男性蔑視だろうが、性差別発言は謝罪や撤回で終わらすことはできない。いま置かれている立場が危ぶまれるということ。
何が差別に該当するか、基準は「マスコミが騒ぐかどうか」だ。少しでも「男性は〜だ」「女性は〜だ」と性別を理由に特質を決めつけた瞬間、その人物の立場は危ぶまれる。たとえそれがポジティブな意味でも、相対的に一方の性を蔑むことになるだろう。
ただし、「女性のリーダーはコロナを抑え込めている」はセーフだ。なぜならば「マスコミ胃が騒いでいない」からだ。世間で話題にならなければ、何も問題はない。
自称リベラルが望む、いい日本になったものだ。



